世田谷 Nマンション3 大規模改修工事
現状調査
3階建5戸のミニマムなマンションの大規模改修工事を行いました。
はじめにコンクリートのクラックやタイルの浮き・剥離・爆裂箇所を調査しました。
はつり・撤去
タイルが欠けてしまっている場合はハツリ機を使って撤去します。
エポキシ樹脂注入
コンクリートのひび割れ(クラック)がある箇所へのエポキシ樹脂を注入し、ひび割れを接着・補修します。
モルタル補修
コンクリートが鉄筋爆裂している個所を補修します。
タイル張り替え
タイルの接着面(モルタル)の補修後、新規タイルを貼り付けていきます。
酸洗い・高圧洗浄
酸洗いと高圧洗浄によってタイル表面の汚れを落としていきます。
シーリング打ち替え
既存のシーリングをすべて撤去し、新規のシーリングを充填します。シーリングの寿命は5~10年を言われており、劣化して硬くなると緩衝材としての役割が果たせなくなります。また、亀裂や剥離が起こると漏水の原因にもなります。
塗装
外壁の塗り替え目安は10年と言われています。外壁の劣化が進むと構造部分が腐食し、建物そのものの耐用年数が下がってしまいます。外壁の塗り替えは見た目を奇麗に保つだけでなく、建物の寿命も伸ばします。
防水
湿気を含む材質の床(コンクリートなど)や雨漏りが起こった床に有効な通気緩衝工法によりウレタン防水工事を行います。
長尺シート張り
コンクリート床面だった階段や玄関前に長尺シート(防滑性ビニル床シート)を貼ります。長尺シートは表面が凹凸(エンボス)加工されており、雨などで濡れても滑りにくくなっています。また、摩耗や傷にも強く耐久性にも優れています。